企業再生:メモ

企業再生の手法は様々。

・リスケ  ~借入金の返済スケジュールを見直す
・デット・エクイティ・スワップ(DES)  ~債務を株式に交換する
・債権放棄  ~債権者が債権の一部を放棄する
・営業譲渡
・会社分割
・M&A
・中小企業再生ファンド

<DESで自己資本比率を上げる>
DESとは、Debt Equity Swapの略で、負債と資本の交換のこと。
会社に対して貸付をしている人にとっては、この貸付金を増資にあたって出資する行為となる。
自己資本比率が改善し、会社の信用度が向上する。
また、役員の会社に対する貸付金をDESする場合、相続対策にもなる。
貸付金は相続財産とみなされるからです。返ってくる見込みがなければ資本金に転化したほうがよい。

★知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所

この「知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所」というセミナーは、
サイエンスパークで、1ヶ月~2ヶ月に1回のペースで行なっている、ミニセミナーです。

新しい技術シーズを元に、技術系ベンチャー企業の創業を検討されている方や、
既存事業の他に、新しい事業の柱を作りたいと考えている技術系の中小企業に皆様に、
市場動向や経営のヒントなどを提供しています。

ベンチャー創業

特徴としては、ベンチャー経営に携わったことがある、もしくは支援者が1時間の講演を行い、
その後に1時間、参加者が自由にディスカッションする時間を設けています。

ただ話を聞いて帰るだけではなく、多少のアウトプットをすることによって満足度が高まります。

第1回は、中部大学工学部の講師をお勤めになっている加藤 和彦氏(2011年10月より、名古屋産業大学准教授に就任)をお招きして、技術系ベンチャーの巣窟”シリコンバレー”のベンチャー創発プラットフォームを参考に、市場ニーズとのマッチングや「死の谷」「ダーウィンの海」をいかに乗り越えるか、またビジネスプランの意味・出口戦略とはについて実務とアカデミックの両目からお話しして頂きました。

第2回は、講師に株式会社環境エネルギー投資・マネージング・ディレクターの細谷賢由氏、株式会社環境エネルギー投資・ディレクター 小林孝宏氏 をお招きして、日本/シリコンバレーにおける「ベンチャー企業」の事例,「大手金融機関」「大手事業会社」における事業開発経験 「行政政策立案」への参画経験などを元にアライアンス、資金調達等のベンチャー企業の勘所を紹介頂きました。

以下、参加メモです。
—第1回———————————————————–
講演
①アントレプレナール・イントラプレナールとは
②技術系ベンチャーの巣窟“シリコンバレー”のベンチャー創発プラットフォーム
③市場ニーズとのマッチング(Mポーターの技術戦略プロセスをベースとして)
④技術経営(MOT)の役割(「死の谷」「ダーウィンの海」を乗り越えて)
⑤ビジネスプランの意味・出口戦略とは(ステークホルダーとのコミュニケーション媒体機能)
ディスカッション
①「死の谷」「ダーウィンの海」を乗り越えるには「資金」がもっとも重要ですが、エクイティ(株式)投資ならびに融資の資金供給の現状はどうでしょう。
②直近2年国内IPO数がかなり尐なくなっている状況でビジネスプラン・出口戦略はいかに設定されるのがよいでしょう。
③販路拡大の観点から技術シーズと市場ニーズの見極めはどのようにすべきでしょう。

—第2回———————————————————–
・ベンチャーに求められるもの 4つの条件
 1.Technology
 2.Alliance
 3.Human Resource
 4.Finance

1.Technology  →  コアテクノロジーを成長市場に転用
 A色素増感型太陽電池 → デシカント空調 スーパー向け、データセンター向け
 B液晶技術 → カラー電子ペーパー
 C細胞分析 → LED照明名の蛍光材料・・・高いスペックが良いわけではない

2.Alliance  →  課題解決のためにアライアンスを組む
 Dブランド向上 太陽光発電マッチングサイト → PV不足 →価格.comと組む
 E販売チャネル 省エネクーリングタワー → 人手不足 → 大手エネルギー会社
 F共同開発 有機EL → 周辺技術の性能向上が課題 → 周辺技術会社紹介
 G海外展開 スマホカメラモジュール 生産コストが課題 → 台湾メーカー紹介

3.Human Resource
 (1)イメージできるか この人をヤル気にさせるのは金なのか権限なのか
 (2)コミュニケーションとれるか あうんの呼吸は無い。意識的にコミュニケーションをとる
 (3)魅力ある組織になっているか 将来を語れ。プロは「製品」「組織」「ビジョン」に惚れる。
 (4)フィットしなかったときにすぐ切れるか 思い切りも必要。

4.資金調達
まず自分の会社をどうしていきたいのか?安定事業の構築?成長拡大?
 1.安定事業の構築 ・・・ VCと付き合うべきでない。銀行取引を大切に。
 2.成長拡大    ・・・ VCと会ってみましょう。3年~5年の事業計画を作成。

 自社のエクイティストーリーを持とう
 1.3~5年後の製品ラインナップをイメージしよう
 2.その製品が受け入れられそうな市場をイメージしよう、価格を知ろう
 3.上記から、3~5年の「売上」「利益」の水準をイメージし、数字に落としこむ
 4.株主になってほしい人のイメージをしてみる。事業会社と資本提携も視野に入れる。

<これから儲かるビジネスとは>

<ディスカッション内容>
1.技術系ベンチャーは市場の重要性をもっと認識するべき
企業として成り立つポイントは「商用化に目処が立つか?」どのフェーズの壁に対しても「市場性」というキーワードが重要。そのため、マーケットリサーチに重点を置くべき。

2.技術と経営の分離[市場性の追求]
商用化=市場性に対するセンスが必要になる。技術研究に没頭しより良いものを作り上げることも重要な経営資源の為、市場性へのリサーチなどは得意者に任せることも必要かと考える。

3.技術と経営の分離[技術の商用化ヒント]
技術というのは外に出してみて初めて利用性に気づくことがある。様々な分野・業種へ自社が抱えている技術を出してみることで面白いヒントが生まれることがある。それが商用化のヒントになることがあるので、技術は外に表現するべき。

4.会社の成長なくして社員の幸せは無い
会社が成長しなければ従業員の待遇をよくすることはできない。あくまでも会社の成長が先で社員の幸せが次。従業員第一主義の企業についての質問の答え。

5.コンテンツ産業の今後の面白さについて
今後は利用シーン対してクラウド化などのITが進むにつれてコンテンツが重要になる。
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「知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所」セミナー開催

以下のセミナーを企画しました。
加藤様が中部大学でベンチャービジネス論を行っているということでお願いしました。

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セミナー「知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所」の受講者募集のご案内
         《(財)名古屋産業振興公社 研究推進部》

  このたび、なごやサイエンスパークにおいて、技術系ベンチャー経営に関するミニ
 セミナーを開催いたします。今回は、加藤和彦氏をお招きして、技術系ベンチャーを
 創業するにあたって知っておきたい内容、活用方法、行政の支援等についてお話をし
 て頂きます。これから創業しようとされている方、または既に創業しているが「ベン
 チャー企業」と呼ばれている企業と自分の企業は何が違うのだろう?と思われている
 方はぜひご参加ください。

 ○受講料:無料
 ○講師:加藤和彦氏(中部大学講師、医工連携インキュベータIM)
 ○日時:平成23年6月6日(月)
 ○会場:サイエンス交流プラザ 中会議室

ベンチャー経営

110606ミニセミナー


 ○詳細・申込み等についてはこちら↓

技術系ベンチャー創業の勘所セミナー申込書

<内容>

●前半(60分)
講演

①アントレプレナール・イントラプレナールとは
②技術系ベンチャーの巣窟“シリコンバレー”のベンチャー創発プラットフォーム
③市場ニーズとのマッチング(Mポーターの技術戦略プロセスをベースとして)
④技術経営(MOT)の役割(「死の谷」「ダーウィンの海」を乗り越えて)
⑤ビジネスプランの意味・出口戦略とは(ステークホルダーとのコミュニケーション媒体機能)
⑥支援機関の紹介(インキュベータ・新事業支援センター・助成金・VC・マッチング会など)

●後半(45分)
ディスカッション(ご自身の温めている技術シーズやアイデアについてのワークショップ)

ファシリテータ:中部大工学部「VB論」非常勤講師/加藤 
参加者:技術ベンチャー予備軍の皆様 4-5名程度 
同席メンバー:VC/細谷 インキュベータ/速田 販路拡大/大谷

●ワークショップ終了後(15分)
施設見学説明会(サイエンス交流プラザ・CC)

以下はボツ....次回に期待。

③アイデア発想法(オズボーンのチェックリスト/ボブ・イバールのSCAMPER)
④経営資源とは(Dコリス・Sモンゴメリーの経営資源定義と評価)

キャッシュフロー研究会

キャッシュフローゲームをやってみるだけの研究会。

キャッシュフローゲームは株や債券、会社などを売り買いして
自分のB/S、P/Lを変化させて稼いでいくゲームです。
そしてラットレースを抜け出して夢を買ってゴール。

ゲームは一度に6人までできます。銀行員は一人専用を置いたほうが良いみたいです。

キャッシュフローゲーム

■やってみて、わかったこと
・ラットレースとは、「稼いでは使う」の繰り返しということなのだな。
・不労所得を作るとはそういうことなのだな。
・基本的に最初は、株やその他の有価証券で、その次はビジネスや不動産なのだな。
・投資も自分の資産とのバランスが必要なのだな。
・子供はお金がかかるだけなのだな。

・3時間では足りない。
・6時間では、飽きる。
・8人プレイは多すぎる。

・庶民は、ラットレース中がとても楽しい。
キャッシュフローゲーム
■お客様の喜びの声

 熱田区:Kさん
  先日はありがとうございました。
  非常に楽しく、興味深いゲームでした。
  あれから手持ち資金を増やして何かに投資しようと
  リアルに考えるようになりました。そしていつかは不労所得で・・・。

 天白区:Oさん
  先日はありがとうございました。
  本当に楽しくCFゲームに取り組むことができました。
  つぎの機会では、現実の自分に置き換えて
  子ども3人いる設定からスタートしてみたいです。
  そんな状況下でもラットレースを抜け出せるのか
  それが達成できたら、現実の自分の生活でも
  金持ち父さんになれる!?

 熱田区:Hさん
  ありがとうございました。
  金持ち感覚が少しだけ身についた気がします。
  でも、今の目標は子作りです。  

■やってみたい方は、ご連絡いただければ、場を設定できるかもしれません→お問い合わせ

知らないと損をする!技術開発関連の助成金の獲得法

名古屋市志段味のサイエンス交流プラザインキュベーションルームのインキュベーションマネージャとして、以下のセミナーを主催しました。
定員を超える人数の皆様にも来て頂きました。
相談は、特に戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)の相談が多いようです。急遽、サポインに詳しい名古屋産業振興公社の研究推進部も応援してくれました。
また、資金繰りの相談に関しては、新事業支援センター所属で名古屋市小規模事業金融公社の方も応援してくれました。


■セミナー in なごやサイエンスパーク
~知らないと損をする!技術開発関連の助成金の獲得法~
今回は技術開発関連の補助金や助成金にはどのようなものがあるのか、そしてその申請書の書き方はどうすればよいのか、そのポイントをお伝えしました。セミナー終了後には、無料相談会も実施しました。
対象:これから新しく技術に関するビジネスを始めたい、技術開発を進めたいと考えている企業関係者・学生および一般の方
日時:平成23年2月21日(月)14時30分~16時30分
場所:なごやサイエンスパークサイエンス交流プラザ大会議室
[→詳細はこちら]

知らないと損をする!技術開発関連の助成金の獲得法

クリックしてPDFを表示↑

大盛況のうちに終了しました!
助成金セミナー

★セミナーのポイント

通る申請書とは。

 研究開発のゴールまでのプロセスがはっきりと見えていること。
 できるだけ具体的に書いて、成功する可能性が高そうなことを示すこと。(やってみなければわからないでは×)
 
 開発の結果、ビジネスもうまくいくこと。
 市場の声をよく聞いていること。製品に差別化要素がしっかりあって、それを維持できること。

 実行する体制がしっかりしている。
 →研究者、スタッフ、外部の協力者、資金調達、パートナーのフォーメーションがしっかりしている。


相変わらず、時間が足りない。10分オーバーでお叱りも。
時間を増やして欲しいという声もあるので、これからは13:30開始の3時間コースで実施したいと思います。

ウィンマネジメント主催のBCPセミナーで講演します

株式会社ウィンマネジメント主催のBCPセミナーで講演します。

PDFファイルはこちらをクリックしてください。
130130BCP
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BCP策定でお困りではないですか?
・早く作りたい ・簡単に作りたい ・お金をかけたくない
・何から始めて良いかわからない ・作り方を知りたい
・形骸化したくない ・具体的に知りたい ・実際に作ってみたい

セミナー受講後からBCP策定に着手できるようになる事を目標としています。
現在BCP策定中でどう進めばよいか分からないという方もご参加ください。

●日時 平成25年1月30日 13:15 受付開始 (セミナー:13:30~16:30)
●会場 ウインクあいち 1102 (名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
●受講料 1社1名:2,000円 (1社+1名につき、+1,000円)
当セミナーの収益は日本赤十字社を通じ東日本大震災義援金として寄付させていただきます。
●対象者 中小企業経営者様、総務ご担当者様
●申込方法 裏面の申込用紙に必要事項をご記入の上、1月25日までにFAXにて
お申込みください。 なお定員80名先着順とさせていただきます。
●セミナー内容
<BCP策定のポイント>
・災害対策とBCPの違い
・BCPに必要な策定項目
・BCPを経営に戦略的に扱うには

<具体的なBCP策定>
社員に浸透する簡単BCP策定
1.BCP策定目的の明確化
2.現状分析
3.目標の設定
4.マニュアルの概要作成

取組み企業様の事例紹介

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