壇上で偉そうなことを言っている場合じゃありません

すっかりあの地震から自分がウツっぽくなっていましたが、GWに海外脱出しリフレッシュしてきました。
ところで、今日、未就労者に対してちょっとしたお話をする機会を頂きました。
テーマは「地域にとっての農商工連携」。
どんな話をしようか、いろいろ考えて、未就労者というからには、それなりに色々と問題があるのだろうと、特に人とのコミュニケーション能力に問題があるのだろうと。
なので、農商工連携を通して、人と人の関わりあいの大切についてお話をしようと思いました。
ところが、
彼らは問題があるどころか、とても素直で、積極的でした。
問いかけに対しては素直に答え、挙手を求めれば積極的に挙がります。
私が他で社会人向けにやっている講義よりもはるかに柔軟です。
そんな中で、偶然、以前に専門学校で教えていた生徒にも再会することが出来ました。
私の知っている彼は昔から積極的ではないにしても素直でコミュニケーション能力が高く、そこそこ頭が良い生徒でした。今もその雰囲気は変わりません。
未就労であるのは、個別に色々あるのでしょうけれども、ざっくり括るとやっぱり社会環境によるものです。
私は彼らの前では立派なことを言いましたが、経済を牽引していくべき世代、つまり私たちがしっかりしないと、彼らにチャンスの場も与えられないのだと思いました。
壇上で偉そうなことを言っている場合じゃありません。
いまどきの若い者などと、ひとくくりにしている場合じゃありません。
もっともっとやるべきことがあって、コツコツと積み上げていくべきことがあるのだと気付いた重要な一日となりました。

「知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所」セミナー開催

以下のセミナーを企画しました。
加藤様が中部大学でベンチャービジネス論を行っているということでお願いしました。

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セミナー「知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所」の受講者募集のご案内
         《(財)名古屋産業振興公社 研究推進部》

  このたび、なごやサイエンスパークにおいて、技術系ベンチャー経営に関するミニ
 セミナーを開催いたします。今回は、加藤和彦氏をお招きして、技術系ベンチャーを
 創業するにあたって知っておきたい内容、活用方法、行政の支援等についてお話をし
 て頂きます。これから創業しようとされている方、または既に創業しているが「ベン
 チャー企業」と呼ばれている企業と自分の企業は何が違うのだろう?と思われている
 方はぜひご参加ください。

 ○受講料:無料
 ○講師:加藤和彦氏(中部大学講師、医工連携インキュベータIM)
 ○日時:平成23年6月6日(月)
 ○会場:サイエンス交流プラザ 中会議室

ベンチャー経営

110606ミニセミナー


 ○詳細・申込み等についてはこちら↓

技術系ベンチャー創業の勘所セミナー申込書

<内容>

●前半(60分)
講演

①アントレプレナール・イントラプレナールとは
②技術系ベンチャーの巣窟“シリコンバレー”のベンチャー創発プラットフォーム
③市場ニーズとのマッチング(Mポーターの技術戦略プロセスをベースとして)
④技術経営(MOT)の役割(「死の谷」「ダーウィンの海」を乗り越えて)
⑤ビジネスプランの意味・出口戦略とは(ステークホルダーとのコミュニケーション媒体機能)
⑥支援機関の紹介(インキュベータ・新事業支援センター・助成金・VC・マッチング会など)

●後半(45分)
ディスカッション(ご自身の温めている技術シーズやアイデアについてのワークショップ)

ファシリテータ:中部大工学部「VB論」非常勤講師/加藤 
参加者:技術ベンチャー予備軍の皆様 4-5名程度 
同席メンバー:VC/細谷 インキュベータ/速田 販路拡大/大谷

●ワークショップ終了後(15分)
施設見学説明会(サイエンス交流プラザ・CC)

以下はボツ....次回に期待。

③アイデア発想法(オズボーンのチェックリスト/ボブ・イバールのSCAMPER)
④経営資源とは(Dコリス・Sモンゴメリーの経営資源定義と評価)