「太郎雲」、これは、夏の入道雲のことです。
関東では、「坂東太郎雲」といいます。
昔、利根川が坂東太郎と呼ばれていましたが、その上流に
発生する入道雲が「坂東太郎雲」と名づけられたそうです。
太郎雲は、雨を降らせ、田畑に潤いをもたらします。
(ときに落雷ももたらしますが...)
恵みの雨を降らせながら、太郎雲のようにモクモクと。
そのような願いをこめて、名づけました。
<雲は、その中に入ると何もありません。>
自分としては、「これが正しい」「これは悪い」という価値観が年を取ってくると自然に醸成されてしまって、素直にコトを受け止める力が弱ってきているような気がするのです。なるべくなら価値観無く、世間を見たいと思っています。
<雲は、高いところから見つめています>
日々の人間生活、私たちは、細かいことにこだわっていることが多いと思います。
太郎雲の視点からみたら、取るに足らないことが多くあります。
常に高い視点で物事を見れるようになりたいと思っています。
ここで一句 (笑)
志(こころざし)
雲浮く天に
たちのぼる