★Webで注文が取れないわかりやすい例

 ある機械部品製造業を営む企業様に伺う事になりました。
 経営環境が厳しくなって資金繰りの問題が発生しており、事業を継続するかどうかを悩んでいらっしゃるため相談という用件です。

 財務診断を行う中で、ホームページのリースが毎月5万円あったのでこの点にお尋ねしたところ、ホームページは5年間で300万円のリースであるとのことでした。とても立派なホームページですが、私には300万円するとは思えませんでした。しかし、過去にはそのような営業をする会社もたくさんありましたし、また、社長も「1件でも仕事がくれば元が取れる」と納得している様子ですから、あまり立ち入る問題ではありません。

 しかし、この3年で受注どころか問い合わせも全く無いということですし、売上が低迷しており経営が悪化している状況で、高いお金をかけたホームページですから少しでも活躍してくれなくては困りますので、私は知人にお願いしてその原因を調べました。

 結局、その理由はホームページで紹介している設備にありました。設備があまり良いものでは無かったのです。
(知人は超大手電機メーカーの技術部長さんです。モチはモチ屋ですね。)

 機械加工業は自社のホームページで設備を紹介して、できることをアピールするのですが、これが逆の結果を引き寄せてしまったと思われます。

 ホームページ作成業者の担当者は設備の事など全くわからないと思います。飛ぶ鳥を落とす勢いで上場まで果たした、地場の有名な業者です。

Google Analyticsでレポートを共有するには

Google Analyticsを使ってアクセス解析の内容を人に公開する方法を以下に記します。

(1)まず、GoogleAnalyticsにログインします

(2)画面下部の「ユーザーマネージャ」をクリックします。

Google Analytics ユーザーマネージャ

(3)画面右上の「+ ユーザーを追加」をクリックします。

Google Analytics ユーザーの追加

(4)「ユーザー情報」を追加というところで、公開したい人のGoogleアカウントであるメールアドレスを追加します。

(5)アクセスタイプは「レポートのみ表示」させたい場合はそれを、「アカウント管理者」にしてなんでもやってもいいよ!という人はそれを選択します。

(6)左下の「変更を保存」をクリックします。

(7)ユーザーマネージャーの画面になりますので、そこで正しく追加されたか確認してください。

もちろん、公開する人はGoogleアカウントを持っていなくてはなりませんし、追加する側はそのアカウントを知らなくてはいけません。

ご自分のWebサイトにGoogle Analyticsを設定していて、アクセス解析の結果を詳しくレポートして欲しい方は、ホソヤ16@ジーメールを登録した後、ご連絡ください(^^)

ホームページが検索にひっかからない

> お疲れさまです。
>
> でも、なんでこんなに検索にひっかからないんですか??
> 不思議で不思議で・・・。
> また時間ある時にでも教えてください。

GoogleやYahooの検索エンジンが、そこにホームページがあることを知らないからです。

例えば、誰かが子供を出産しても、届けなければ住民台帳に載らないのと同じです。
しかし、そのうちその子供が大きくなって友達が出来てくると、友達の紹介などで区役所がそれを知り、住民台帳に強制に載せます。

なので、ホームページを作成したら、まず、検索エンジン登録という行為が必要になります。

ちなみに、住民台帳の上の方に表示されるには色々な要素がありますが、大事な要素に、「友達の紹介」があります。

これがつまり、「被リンク」です。IP分散が望ましいのは前お話したとおりです。

このホームページは自己主張もなく友達もいないと言えるでしょう。

ホームページが反応あるのかどうかわかりません。

今すぐ、アクセス解析をいれましょう。

最近は、プロバイダがサービスしているものもありますし、タダのサービスもあります。

有名なのはGoogle Analyticsです。

設定は、Webサイトを作ったことの人にはかなり難しいので、Webサイト作成業者に頼むことをお勧めします。

設定して1日ほどすると、データが取れてきます。
さっそく見てみましょう。
最初は見方が難しいかもしれませんが、これはいろいろなWebサイトを検索して、見方を覚えてください。(これはアウトソーシングしてはダメです。自分で見ます。)

自社のWebサイトが、どんな人に、どんなキーワードで、どのページが、どのくらいの時間、見られているか分かります。


また、チラっとみてすぐに出て行く人がどのくらいいて、じっくり見る人は平均何ページ見ていて、どのページがどのくらいの滞在時間いるか、リピート率はどのくらいかなどが分かります。

これだけでも、かなり面白いと思います。

とくに、ホームページで受注を狙う企業は、顧客の反応を知ることは絶対に必要です。

これらを元にして、市場ニーズを知ったり、自社のWebサイトの改善につなげていきます。

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当事務所では、Webサイトのアクセス解析を埋め込み、アクセスを解析し、診断レポートを作成するサービスも実施しています。

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