チャレンジ!

この記事は、東海ブレインネット発行の「社長さんの知恵袋」に投稿された記事です。

◆購読
https://mm.jcity.com/MM_ChangeAuto.cfm?mm=10948F17F3043F13209

◆バックナンバー閲覧
https://mm.jcity.com/MM_BackNoAuto.cfm?mm=10948F17F3043F13209

社長さんの知恵袋を読んでいらっしゃるみなさま、はじめまして。
中小企業診断士の細谷宏(ほそやひろし)と申します。
今回、初めてコラムを書かせていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

年末年始は社長様たちにとっては、興味深いニュースが多かったのではないでしょうか。
特に年末に行われた衆院選で自民が大勝し、右肩上がりだった株価がさらに値上がりして今となっては11,000円に届く勢いです。
安倍政権が誕生してから大型補正予算の方針が発表され、年越しはこの予算配分に数々のうわさが飛び交い、私がこのメルマガを書いている1月15日夜には13兆円の補正予算が決定しました。過去最大級だそうです。

メディアには「高まる国債依存」や「バラまき」、「金額ありき」などと二言目にはネガティブに書いてあったりしますが、補正予算は直接的に間接的にも国費を必要な課題に投資しよう!ということなのですから決まった以上、まずそれはさておいて、その補正予算を「それを有効的に使うにはどうしたらよいか」ということをポジティブに考えることのほうが重要だと思います。
「復興予算は建設業の人手不足で効果は限定的だ」という話をする人もいますが、これはメディアがそれを発言した人の姿を正確に映しているとは思えません。それだけを前面にだして、新聞の見出しにして、なんの効果があるというのでしょう。それで復興が進むのでしょうか。それで日本は国際競争力がつくのでしょうか。大事なのは、「ではどうしたらよいか」の部分ではないでしょうか。

あとになって「バラまき」と言われるのは、予算を使って成果が出せないときです。
成果を出さなかったときにメディア批判されるのは政府ですが、政府はお金を出す立場であって、本当の責任は、実際にそのお金を使う人たちにあるのじゃないかと思ったりするわけです。

リーマンショック後に、大きな補正予算がありましたが、「バラまき」と言われました。ものづくりの補助金を使って中小製造業は設備投資を促進しましたが、それは日本にとって国際競争力の一助となるはずが、あまり効果がなかったと見られているのです。それは、補助金の審査側にも問題があるということかもしれませんが、そもそもその予算を使って設備投資をした企業側に、これを使って技術立国日本がプライドを持って国際社会の中で戦っていくための基盤となるんだ!!という気概があったのでしょうか。

ですから「有効的に使う方法」、ココを頭を振り絞って、知恵出して、考えましょう。

予算は国策に従って出るのですから、「国策を実現するために有効に使う」ということです。そのためには、国策を十分に理解して取り組むということがポイントになりますね。3.1兆円の「成長による富の創出」について話しますと、世界の中で日本が出来ることを考えて、その役割を十分に発揮することが求められています。アジアの国々ができることを日本国内でやっても将来はありませんよね。

安易な設備投資と人員雇用では、世界に求められている日本の役割を実現することはできません。今までよりも、もうちょっと、もう一歩、マーケティングや技術開発に取り組む必要があります。企業内に知恵がこれ以上無いなら、異業種連携、産学連携、専門家の活用と、まだまだ取り組んでいないことに取り組んでいきましょう。

ベンチャーは儲からない時代になってしまいましたが、それでもベンチャーへの投資を行っていくと国は言っています。言葉を裏返せば、イノベーションはベンチャー以外には期待できないと言っているのかもしれません。大企業も中小企業もイノベーションを起こせるんだ!という風になって欲しいです。組織的なことが問題なのであれば、中小企業だってスピンアウト/スピンオフベンチャー制度のようなものを導入して、チャレンジ環境を作って欲しいです。

「そんなお金ないよ」という声が聞こえてきそうですが、いやいや、国が5兆の借金を増やしてまでチャレンジすると言っているのですから、私たちも、虎穴に入るような勇気をもってチャレンジすることが、求められているのではないでしょうか。

2013/2/14セミナー回答

細谷です。
先日は、セミナーに参加していただき、ありがとうございました。
皆さんの質問をホームページ上にアップすると言ったのに、3日経ってもアップしなくてすみませんでした。
今、仕事が多忙を極めておりまして(汗)などと、出来ない理由を言ってはダメ!出来る方法を考えよ!
心を入れ替えて、一日一個でも、更新していきます。
よろしくお願いします。

それでは最初のお便り、ではなく、最初のご質問から。

sakana

(1)CMSで自分で作るページは手作り感、素人っぽさが業者が制作したものと比べて少しはあると思いますが、どのようなイメージのHPにしたいかを自分たちで判断して、業者かCMSかを選択した方が良いですよね。

いきなり本質に迫る質問です。
確かに、CMSを使ったとしてもプロにはかないません。当たり前です。プロはこれでご飯を食べているのですから。
セミナーでも申し上げましたが、いつかはプロに頼まなくてはいけません。問題は、「いつプロに頼むか」です。
皆さんが頭に汗をかいて、顧客は何か、自社はなにかを考えないうちに、プロに頼むと、それは「プロっぽいサイト」ができるだけ(※)で、「売れるサイト」は出来ません。ですから、最初はCMSで自らコンテンツを考え、自ら文章を考えることが必要です。
一通りHPが出来たら、そのCMSのまま、CMSデザインだけをプロに頼むことも出来ます。
質問に対する回答ですが、そのとおりだと思います。どのようなイメージのHPにしたいかを自分たちで判断してください。
ただ、ご質問の「イメージ」という部分に十分な深みを持たせた場合に限ります。

※ちなみに、業者の中にも「本当に売れるサイトをつくるプロ」がいますので、全てには当てはまりません。しかし、大体はこのような感じだと思います。

neko

(2)現在、HP、ネットショップ、ブログを行っています。ブログについては現在利用しているところからアメブロに変える予定なのですが、やめるのではなく、二つのブログを平行していったほうがメリットがあるのでしょうか。

コンテンツはたくさん必要ですが、平行しても内容が同じならあんまりメリットは無いと思うのですが、単純にランディングポイントが増えるのでアクセス数は集められるような気がします。私なら、平行して、どちらのアクセスが多いか、そして、そのブログから自社への流入数や流入率を測定したくなります。ブログは書き続けるとアクセスが多くなるので半年から1年くらい続けないといけないと思いますが。もし、平行して測定したら、結果を教えてくださいね。(^^)

FLAG002

(3)初歩的な質問でお恥ずかしいですが、経費が可能ならワードプレス、みんビズ、ズープス、そしてブログ利用等色々な方法でホームページをより多く作成したほうが、集客につながるのでしょうか?

CMSの種類やブログの種類は関係ありません。どれも、検索エンジンから見たら、ホームページです。
ホームページは多く作成したほうが、ランディングポイントも増えますし、コンテンツも増えますし、キーワードも増えますから、集客につながります。しかし、品質の悪いホームページをたくさん作っても、意味がありません。ここで言う、「品質」とは、検索エンジンから見た品質です。検索エンジンからみた品質とはなにか、は、セミナー中にお話をさせていただきました。”答えはここにある”というアレです。

jinnmen

(4)集客が頭打ち→一日500アクセス/離脱率が高い→80%以上/成約率が低い→1/750(0.13%)

質問意図はわかりませんが、現状データに不満足ということですよね。
ページ内容、商材、広告費、検索順位などがわかりませんのでアドバイスできませんが、それでは回答になりませんので与えられた条件だけでお話をします。
一日500アクセスあれば、離脱率や成約率を高める取り組みの方が優先だと思います。
つまり、「接客力」を高める必要があります。それらの要素については、配布資料の後ろから6ページ目(3枚目)のマインドマップの下方、「接客を高めて、コンバージョン率を高める」をご参照ください。
しかし、そもそも、取り扱いの商材が売れるものなのか?という点も考えてください。
努力が実を結んで接客力が高まり成約率が高まったころ、集客数も増えていることに気がつくでしょう。

MONY022

(5)グーグル、ヤフーなどの検索で、弊社の社名を直接入力してホームページを見に来ている件数が一番多いのですが、キーワードの解釈はどのように考えたらよいでしょう。

まず、社名を入力して来ている件数が多いのは、①名刺交換した人などが見に来ている、ということと、②他のキーワードでは検索で全く引っかからない、ということだと思います。つまり、SEOが全く出来ていないということだと思います。
SEOを行いましょう。配布資料の後ろから5ページ目(3枚目)の「SEO対策技術まとめ」をご覧ください。
キーワード選びは、「顧客創造シート」のキーワードから選択すればよいと思います。

STAR002

(6)CADデータをフリーでダウンロードできるようにしているのですが、ダウンロード先の詳細な情報を入手するのに有効な手段はあるでしょうか(ユーザー登録などは行っておりません)

ありません。ユーザー登録機能を設けましょう。
この先はセミナーでもお話していませんが、ウェブマーケティングプランの作成が必要です。
(たとえば、メールアドレスを収集し、メールマガジンを配布し、ステップマーケティングを行う。(これは中小企業だと難しい、しかもちょっと古い手法かもしれません))

STAR013

(7)BtoB企業のHP運用について、HPからの顧客獲得を考えていません。企業認知度の向上やCSRの観点からのHP運用を考えていますが、そのHPはどのようなものにしたら良いのでしょう?

このような質問もよくいただきます。HPは販促のみにあらず。ブランディングや採用のために存在しているものも多いです。
ドラッカーは、「企業の目的は顧客の創造である」といいました。HPからの顧客獲得を考えていないのではなく、そのプロセスとして、企業認知度の向上やCSRを用いたいということではないでしょうか。
ここまでをご了承いただくとして、その次に企業認知度の向上やCSRの観点のHP運用ですが、これはHPは向いておりません。なぜなら、その会社を知らない人が、その会社名で検索することもありませんし、CSRの取り組みについて検索する人もCSR商品販売業者くらいしかいないからです。HPはプル型の媒体です。これに対し、テレビCMや新聞広告、Yahoo!などのメジャーなサイトの広告などはプッシュ型の媒体です。プッシュ型はこちらから押し出すことができますが、プル型はお客様から歩みよってこなくては見せることができません。
方法としては、セミナーの最後でハイブリッド型HPを提言させていただきましたが、CSR活動をある媒体でプッシュをして、「続きはwebで」の方式が良いかと思います。ただ、それだけだとあまりにも非効率なので、やはりお客様の悩み事困りごとでプルして一度HPに訪問していただき、その上でCSR活動をご紹介させていただく、という方法も合わせたほうがよいかと思います。(回答になりましたでしょうか)

IDEA003

(8)HP=商品を売るためのツールという以外の活用法について

質問意図がよくわかりませんが、「商品を売るためのツールという以外の活用法についてどんなものがあるでしょうか?」という質問に読み替えてお答えします。
上記でも述べましたが、基本的には「顧客の創造」のためのプロセスのひとつになると思います。
顧客創造のプロセスに顧客満足の視点があるとすれば、メーカーや卸は、卸や小売のためにカタログダウンロード、在庫検索システム、販促ツールの提供等(これらはセミナー中にご紹介しました)。小売であれば、クレームの窓口を設定したり、取扱説明書ダウンロード等。
顧客創造のプロセスに集客があるとすれば、価値提供によるメールアドレスの収集等。
顧客創造のプロセスに信用があるとすれば、信用情報の開示、たとえば社長の顔、業歴、沿革、主要取引先、メインバンク、5S活動の取り組み等。
顧客創造のプロセスに安心があるとすれば、スタッフの写真、店内の写真、メニューと価格、お客様の声、いきいき職場作りの取り組み、ISO9000・14000の取り組み、事業継続計画(BCP)の取り組み等。
顧客創造のプロセスの中に認知度向上があるとすれば、これは上記で述べましたがプッシュ型でないと難しいので、会社の業務を一言で言い表すイメージとキャッチコピーをHPの最初に持ってきて、あるキーワードでリスティング広告を常に出し続ける方法な等。
顧客創造プロセスの中に、企業イメージの向上があるとすれば、CSR活動の取り組み、地域活動への取り組み等の紹介。
顧客創造プロセスの中に人材確保があるとすれば、採用情報、職場紹介、先輩の声、教育体系の開示、やりがい・生きがいのイメージ等。
思いつきで書きました。いつか体系化します。

STAR015

(9)フレームを使ってはいけない理由はなんですか?また、フレームを使わない場合、画面レイアウトはどうすればよいですか?

フレームをつかってはいけない理由は、「検索エンジンに登録されにくくなる」からです。
フレームを使用すると、フレームページも一つのページとなります。
フレームページはコンテンツがなにもないページとみなされ、クローラ(検索エンジンロボット)が回ってきても、「コンテンツがない」とみなされ、評価が下がります。
コンテンツページを一所懸命更新しても、フレームページのマイナス面があるので損をします。

質問者の方の技術レベルがわからないので、どのレベルで回答すればよいかわからないのですが、

フレームを使わず、ページを分割レイアウトする標準の方法は、
HTML上では

タグを使います。

sakana

(10)ホームページをブログでやる方法、カスタマイズする方法も知りたいです。

すみません。セミナー中に回答していればよかったのですが、どちらにしても時間がありませんでしたね。
こちらで説明するのは難しいです。
各ブログにはマニュアルがありますのでそちらをご覧ください。

OTHR015
(11)HPに動画を載せるにはどうしたらよいですか?

以下のようなサイトで基本的な技術を学んでください。最近はインターネットに何でも載っています。
とほほのwww入門

FLAG002

(12)見やすいHPの形とは?

トライベックという会社が、「見やすいホームページランキング」みたいなものをやっていますので、ご参考にしてください。
ユーザビリティランキング
セミナー資料の最後の添付してある、「ユーザビリティチェックリスト」もご活用ください。(^^)

IDEA003

(13)迷惑メールの避け方について

迷惑メールフィルタのついているメーラーもいくつかありますが、どれもぱっとしません。
一番のオススメはGmailです。メールフィルタの精度がダントツに高いです。
私は、メールアドレスを5~6個持っていますが、全てGmailに転送しています。
Gmailはクラウドなので、インターネットにつながっていたらどこでもどの端末でも見ることができます。


■□■中小機構で窓口相談を行っています。(無料)■□■
https://www.smrj.go.jp/chubu/manage/consult/schedule/index.html
突っ込んだご質問は、こちらにいらしてください。


■□■専門家派遣もあります。■□■
中小企業振興センターの担当者がお話されていたものです。
名古屋市新事業支援センター 専門家派遣(無料)

ウィンマネジメント主催のBCPセミナーで講演します

株式会社ウィンマネジメント主催のBCPセミナーで講演します。

PDFファイルはこちらをクリックしてください。
130130BCP
>>>>BCPセミナー申し込みはこちら<<<<

BCP策定でお困りではないですか?
・早く作りたい ・簡単に作りたい ・お金をかけたくない
・何から始めて良いかわからない ・作り方を知りたい
・形骸化したくない ・具体的に知りたい ・実際に作ってみたい

セミナー受講後からBCP策定に着手できるようになる事を目標としています。
現在BCP策定中でどう進めばよいか分からないという方もご参加ください。

●日時 平成25年1月30日 13:15 受付開始 (セミナー:13:30~16:30)
●会場 ウインクあいち 1102 (名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
●受講料 1社1名:2,000円 (1社+1名につき、+1,000円)
当セミナーの収益は日本赤十字社を通じ東日本大震災義援金として寄付させていただきます。
●対象者 中小企業経営者様、総務ご担当者様
●申込方法 裏面の申込用紙に必要事項をご記入の上、1月25日までにFAXにて
お申込みください。 なお定員80名先着順とさせていただきます。
●セミナー内容
<BCP策定のポイント>
・災害対策とBCPの違い
・BCPに必要な策定項目
・BCPを経営に戦略的に扱うには

<具体的なBCP策定>
社員に浸透する簡単BCP策定
1.BCP策定目的の明確化
2.現状分析
3.目標の設定
4.マニュアルの概要作成

取組み企業様の事例紹介

>>>>BCPセミナー申し込みはこちら<<<< online casino games no download

2011年の取組

12月 6日 中小企業向けセミナー@中小機構中部
       『儲かる!売上アップにつながる中小企業のインターネット活用セミナー』
       →中小機構中部セミナーページ
11月 愛知大学オープンカレッジ マネジメントマスター総合講座<実践クラス>(IT活用)
       →https://extension.aichi-u.ac.jp/exten/sys/courseDetail.aspx?s=2526
11月30日 ベンチャーセミナー@名古屋大学
       『ベンチャー・中小企業でのキャリアを考えてみよう』
       ・大企業で働くことと、ベンチャー・中小企業で働くことの違いって?
       ・あなたのキャリアに向けて、有意義な時間の過ごし方とは?→内容の詳細はこちら

11月28日 サイエンス交流プラザミニセミナー
         『知っておきたい!困ったときの金融機関との付き合いかた』を主催。
10月 愛知大学オープンカレッジ マネジメントマスター総合講座
     <ベーシッククラス>(IT活用は11月24日(木)です)
     →https://extension.aichi-u.ac.jp/exten/sys/courseDetail.aspx?s=2127
11月 2日 産業人材育成事業 @伊勢  テーマ「日本・三重の産業」
11月 1日 産業人材育成事業 @津   テーマ「日本・三重の産業」
10月31日 産業人材育成事業 @四日市 テーマ「日本・三重の産業」
10月28日 中部経済産業局「中小企業支援ネットワーク派遣専門家」として委嘱されました。
10月22日 資格の大原 実務者講演会(中小企業診断士)
         『資格取得から独立開業、そして広がる診断士の世界』
 9月22日 サイエンス交流プラザミニセミナー
        「知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所」
       を主催。~第二の人生をベンチャー創業でとお考えの方に~
        →講演メモはこちら
 7月    愛知大学オープンカレッジ「ITの戦略的活用」(全3回)
       →https://extension.aichi-u.ac.jp/exten/sys/courseDetail.aspx?s=2006
——
 7月22日(金)IT活用でなぜ業績アップできるのか、IT活用の事例
 8月 5日(金)IT活用の事例、コンピュータシステムの構成
 8月12日(金)ITを自社に導入するときのポイント、業者に発注するときのポイント
——
 7月 8日 中小企業診断士理論政策研修 講師 「ITを活用した経営戦略」
 7月 6日 名古屋産業振興公社 セミナーinなごやサイエンスパーク
        「知らないと損をする、産学連携と共同研究!」を主催。
 6月    支援企業様の戦略的基盤技術高度化事業(サポイン)が採択されました!
 6月24日 美和町商工会 セミナー「考える力をつくる研修」
    →内容:経済学・ゲーム理論、論理的思考、ディベート、などなど
 6月 6日 サイエンス交流プラザセミナー
        「知っておきたい!技術系ベンチャー創業の勘所」
        を主催。~第二の人生をベンチャー創業でとお考えの方に~
        →講演メモはこちら
 5月    愛知大学オープンカレッジ「マネジメントマスターミドルクラス(IT活用)」
       →https://extension.aichi-u.ac.jp/exten/sys/courseDetail.aspx?s=2127
 5月30日 新卒未就労者地域人材育成事業 分野別人材育成研修@三重県教育文化会館
       「地域にとっての農商工連携とは」
 5月27日 美和町商工会 セミナー「情報や情報技術の話」
    要旨:   「コンピュータに知恵はない。人間には知恵がある。
           ITはコンピュータと人間の組み合わせで効果を出す。
           私たちはコンピュータに出来ないことをやろう。」
 5月25日 愛知大学オープンカレッジ「マネジメントマスタービギナークラス(IT活用)」
       →https://extension.aichi-u.ac.jp/exten/sys/courseDetail.aspx?s=2126
 4月 1日 名古屋産業振興公社「インキュベーションマネージャ」に委嘱されました。
 4月    今年度もやっています。滋賀大学大学院「ビジネスプレゼンテーション」
 4月    今年度もやっています。「産学連携研究会」
 3月30日 名鳳会様でIT勉強会のセミナー講師をさせていただきました。
       『生産性の上がるITの活用』~情報技術とは/IT革命/ITの活用
         ITの知っておくべき基礎知識とか
         最近よく聞くFacebook/Mixi/Twitterってなんだろう
         どう関わっていけるものなんだろう 3月25日 書籍が出版されました。


第3章を書いています。イラスト担当となり、挿絵も描いています。
 3月11日 異業種交流会での講演 ( ..)φ第43回名古屋アントレネット例会のご案内 ( ..)φ
    テーマ:「これでスッキリ。ITのお話100連発。」
    学校やビジネス現場では話せないめくるめくITのお話です。
    迷惑メールの打倒方法からインターネットビジネスのビジネス構造など
    小さな話題から大きな話題まで100テーマ分語ります。
    疑問解消してスッキリします。
 2月21日 名古屋都市産業振興公社 セミナー
      「知らないと損をする、公的支援活用(申請書の書き方編」を主催。 the best online casinos

BCP、BCPと叫ばれてずっとこの方、セミナーは開かれども具体的なモノが見れない。
とお考えの方は多いと思います。

BCP策定にあたっては、サンプルで理解するのがよいですが、BCPそのものを見たことがない人がほとんどじゃないでしょうか。
とっても気持ちが悪いですね。

なぜBCPがサンプルとして提供されないかというと、それはBCPがビジネスノウハウだからです。

ビジネスには、理念や事業ドメイン、大枠の戦略や戦術の一部など、公開してもいいものや、公開すべきもの(IRやCSRなど)があります。
しかし、企業として収益をあげる根幹は、このビジネスノウハウです。

もちろん、お見せしていいレベルのBCPはあります。でも、それはとても一般的なことばかりが書いてあって、きっと見ても面白くないでしょう。国や県が出しているサンプルレベルです。面白くないのは具体性に欠けるからです。

本当に作りこまれたBCPは、他社には見せられないものです。
特に中核事業を真剣に絞り込んだ企業様などは、
こちらの顧客は非常に重要なので、絶対に供給をとめてはいけない。
(裏返すと、あちらのお客は重要な顧客ではないので、断腸の思いで供給を止めることもやむを得ない)
等の内容も含まれます。当然に文書化されていませんが認識として社員に展開されます。

しかも、もしこれらのBCPを具体的に見ることができても、他社のものだと自社と状況が異なるためピンと来ません。

「なぜ、そういう方策を取ることにしたのか?」という疑問はその会社の取引状況や背景を知らなければわかりません。

BCPはまた、その会社の経営戦略とも言えます。

方針として、1.いのちを守る。2.顧客を守る。3.地域を守る。が一般的な方針ですが、いのちの守り方、顧客の守り方、地域の守り方はそれぞれ具体的な方法があって、その具体的な方法にはそれぞれの理由があります。
その「理由」の部分が経営戦略の一部です。

大地震が起きたら、スーパーの場合は、すぐに仮設店舗をたちあげて、時には無料で食材を配布ことをしますが、もちろんそれは地域を守るためではありますが、地域に信頼され続ける、ひいては、将来の売上を守るということです。できれば他社に先んじてこれが出来れば、信頼感はググっとアップですね。
わかりやすい例で申し訳ないですが、社会貢献に並行して、企業には競争戦略があります。
BCPは競争戦略に大きく貢献するものですから、当然にそれは経営戦略と密着しています。


チキンラーメン号は、阪神大震災の頃から、素早いですね。
free online slots canada

無料クラウドストレージサービスについて

Google Driveが2012年4月に利用開始されました。
無料ドライブは5GとDropboxの2Gより大きいです。

対抗するマイクロソフトのSkyDriveは、4月末に同期ソフトの運用開始です。
容量は25Gから7Gに減少したものの、DropboxやGoogle Driveと同じように使用できるようになりました。

また、SkyDriveは20Gの容量追加なら800円/年と、他を圧倒して安いです。
100Gの追加でも年間4000円と、Dropboxの99.99$やGoogle Driveの59.88$よりも安いです。

ストレージクラウドは容量を大きくすることで課金するビジネスモデルですが、サービスの併設で無料で多くの容量を使うことができます(^^;)

ただし、常駐する同期アプリケーションは使用容量に応じて、メモリ使用量が多くなるので、パソコンがとても重くなることに注意して下さい。

Dropboxで35M、Google Driveで100M、Skydriveで50Mは私のPCでの動作状況です。(全て容量ほぼ満タン)
Google Driveは他に比べてメモリ効率が悪いようで、私はDropbox+SkyDriveの併設でしばらく使用してみます。

全てのストレージサービスは、iPhone, iPad用のアプリケーションが提供されているので、これらの端末からでもアクセスできます。

ところで、
クラウドを利用したストレージの永遠の課題は、以下の部分の不安をどう克服するかにあります。

★データがどこにあるのかわからない不安
★流出して機密漏洩しないかの不安

これに加えて、昨年のDropboxやGoogle Docsの漏洩事件、ストレージサービスではないですが、ファーストサーバーの障害など、まだクラウド上に保存されたデータの機密性、保全性が危うい状況にあります。

まだ成熟期に至っていないシステムであり、企業の信頼を勝ち取っていくためには、実績が大事になるため、技術の進歩と裏腹に時間がかかると思われます。

でも、こういうことを斜めに見て、何もしないのは一番良くないことです。
3.11以降、社内にストレージサーバーを持ちバックアップを取っていても意味がないことはよくお分かりだと思います。
クラウドストレージサービスの動向に目を向けてまいりましょう。

BCPセミナーします。

災害対策とBCP

先の”災害対策について”の記事にも書きましたが、人は災害が起きた時に、どうしていいかわからなくなってしまうので、準備がとても大事です。
しかし、なかなか準備ができません。理由は大きく分けて二つあると思います。

(1)切迫性が無いので気が向かない。
(2)やらなくちゃいけないと思いながらやり方がわからないので動けない。

もし、(2)が理由でしたらやり方を学べばいいのだと思います。

耐震工事も重要、買い置きのヘルメットも重要、従業員の安否確認方法も重要....
やることはたくさんあるので、全体的な概要をまず掴む必要があります。そうでないと、大事なことと大事でないことの優先準備が見えなくなってしまうからです。

災害対策セミナーがまた5月23日(水)に名古屋商工会議所で開催されます。

災害対策、BCPセミナーの案内PDFはこちら

3部構成で、1部に私がBCPについてお話をさせていただきます。
無料ですので、ぜひお話を聞いていただきたいと思います。